Blog: 顎関節症素人克服列伝 byのらうさぎ

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2010年7月20日火曜日

7/20/2010

 オリンピックで好成績を目指すような、トップのスポーツ選手は、本番でよりよい肉体的パフォーマンスを発揮するため、メンタルトレーニングを行うことがあります。
心を良い状態にもっていくことで、肉体を最良の状態で機能させるという狙いでしょう。
また、病気の時、例えば風邪を引いている時であれば、症状の辛さをあれこれ考え込んでいるよりも、楽しいことを考えたり、前向きな気分でいた方が、スムーズに快方に向かうとさえ言われます。

上記のような具体例を聞いて、違和感を抱く方はそんなにいないんじゃないかと思います。
このように、気持ちを良い状態にもっていくことで、体の状態を向上させるという考え方は、今の時代では、比較的スムーズに受け入れられているのではないでしょうか。
簡潔に言うと、心↑⇒体↑ですね。

では、この因果が逆になったらどうでしょう?
体を良い状態にもっていくことで、心の状態が向上していく。
つまり、体↑⇒心↑ということです。
ベクトルが逆になった途端、ちょっと馴染みの薄い感じになってきたでしょうか。例えば、「心が風邪を引いている」とも言われるうつ病のケースを考えてみましょう。

あなたの親しい人がうつ病になったとして、何か力になりたいなと思った時、どのような行動に出ますか?
「何か思い悩んでることがあれば話は聞くよ。」「辛いことばかり気にしないで、明るいことを考えていこう。」とか、その人の気持ちを支えたい、心を解きほぐしたいと考える方が多いのではないでしょうか。逆に、うつ病の方に対して、「どこか体で苦しい部分はない?」と尋ねようとはあまり考えないでしょう。

しかし、後者の質問は案外、うつの方々が本当に必要としている言葉になるかもしれません。うつ病の方であれば、ほぼ間違いなく、体に不調、違和感を感じている部分があります。ただし、医学的に整合性のある不調ではないので、うつ病の当事者からは、なかなか声を大にして肉体的不具合を主張することができないのです。あるいは、体の不調を主張すればするほど、それは、「心の異常」に起因する歪んだ自覚症状と医学的に認識され、ますます多量の精神安定剤が処方されるかもしれません!
また、ひとまずその体の不調が、心の病からくる一種の幻想的なものだと仮定して、果たしてその後、患者の状態は無事、上向くことができているのでしょうか。ほとんどの場合は回復の決め手を欠き、薬を常に傍らに、社会復帰を模索することになるのではないでしょうか。さらには、いよいよ体の自由が利かず、寝たきりに近い状態になってしまうこともあるのではないでしょうか。

心↑⇒体↑が成り立つのであれば、体↑⇒心↑になっても何ら不思議はありません。(東京と大阪をつなぐ道は、東京から大阪へ向かう道であると同時に、大阪から東京へ向かう道でもあるのです。)

身近な例を上げると、女性の方で、生理中はどうも気持ちがイライラしやすくなるという方は多いと思います。また、お腹に命が宿ると、いわゆる「つわり」が始まり、その人の好みや、人格にまでその影響は及びます。
このように、体の変化はしっかりと心や思考に結びついていくのです。だから、メンタル性疾患とされる方々に対して、「体の状態がかなり望ましくないないんだろう」と捉える視点が、もっと一般的になってほしいというのが自分の願いでもあります。
また、今の自分を(メンタル的に)どうにか変えたい!と考えている人がいるとして、「変わろう変わろう…」と頭で念じているばかりではなくて、日常的な体の姿勢とか、立ち方等を変化させるだけで、自分自身の心理まで、おもしろいように変わってくるということも現実に起きうるのです。



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